= 加藤英夫のカードマジック研究報告 =

No.209

2011年12月16日
(毎週金曜日発行)


応援団サイト



"Card Magic Library 第9巻"のご案内

"Card Magci Library 第9巻"は、2012年1月16日発送開始となります。注文受付を開始いたしました。

内容につきまして、まずは第9巻のテーマについて、序文をお読みください。

序 文

第35章 エスティメーション

エスティメーションとは、カットされたカードの枚数を推定したり、カットされたカードの厚みを記憶するテクニックです。練習すれば、エスティメーションの誤差が3枚以内におさまるまでになります。短期間に上達できる練習方法が解説されています。

このテクニックを使用すると、つぎのような現象が実現できます。

ソウツオンザボトム (ピーター・ダフィ)

相手がデックを好きなところからカットして、上半分のボトムカードをのぞいておぼえます。上半分を下半分の上に戻してそろえます。デックをカットしたあと、トップから5枚のカードを表向きにディールして、その中に相手がおぼえたカードがあるかどうかたずねます。なければつぎの5枚を表向きにディールして見せます。それを繰り返し、相手のカードが5枚の中にあると言ったとき、マジシャンは即座に相手のカードを当てます。


貸借の問題 ( ジョン・ナサーン・ヒリアード)

相手がデックから好きなだけカットして取ります。マジシャンは相手よりも多くカットして、相手よりも何枚多いかを告げます。お互いにカードを数えると、マジシャンの指摘した通りの枚数があります。古典的大傑作です。

第36章 グリンプス

特定の位置のカードを密かに盗み見るグリンプスは、見てキーカードを作るとか、選ばれたカードを密かに見て当てるなど、従属的な使い方がほとんどでした。この章では、グリンプスの高等テクニックの解説とともに、グリンプスで生み出すことのできる、独特の現象の作品を解説いたしました。

ドゥロウングリンプス (スティーヴ・ドゥロウン)

デックを垂直に持ち、相手が好きな位置のカードをピークしておぼえます。そのあとデックを表を相手に向けてファンに広げ、相手がおぼえたカードを見つめて念じさせます。それを当てます。マジシャンは他に何もしませんし、カードの表はいっさい見ていません。

ウィルス発見 (加藤英夫)

ウィルスを見つけるブロックだと説明して、クラブのAから8までを並べます。マジシャンが後を向いている間に、相手がウィルスであるハートのJを、クラブのどれかと入れ替えて、クラブのカードをポケットに隠します。マジシャンが後向きのまま、相手がマジシャンの指示通りの操作を行うと、ハートのJがいちばん上に現れます。マジシャンは、ポケットに隠されているクラブを当てます。

第37章 サイレントカウント

カードをスプレッドするとき、もしくはスプレッドされたカードの枚数を密かにカウントするテクニックです。数えている雰囲気を感じさせずに行えます。

カラーオブソウツ・加藤版 (加藤英夫)

相手にデックをシャフルさせます。紙に予言を書きます。デックをだいたい半分に分けさせ、相手に一方の中にある赤いカードの枚数を数えさせます。マジシャンは他方のパケットでトップからボトムへまわしていきますが、黒いカードだけ声を出して数えます。そのカウントが相手がカウントした赤の枚数と同数になったとき、相手がストップをかけると、そこに予言されたカードが現れます。

スーパーマジックセパレーション 
( ホブ・ハマー,ロバート・ペイジ,加藤英夫)

マジシャンが10 枚ぐらいのカードを表向きに置いたあと、相手が10 枚前後の任意枚数を裏向きに置きます。相手が裏向きと表向きのカードをシャフルして、マジシャンはそれらを背後に運び、それらを2 組に分けて両方の組にある表向きの枚数を同数にしてみせると言います。前に出して表向きのカードを数えると、みごと同数に分かれています。これが繰り返されますが、3回目は、マジシャンの知らない枚数が加えられて行われます。

第38章 クロッキング

カードの数の合計を密かにカウントするテクニックです。1枚抜かれたあとと抜かれるまえの比較で、抜かれたカードがわかります。

タップアラップ (ポール・カミンズ)

シャフルしたデックから、客が赤いカードを1 枚選んでおぼえます。つぎにマジシャンが黒いカードを1 枚おぼえます。それからこんどは、お互いがお互いのカードを当てようと言って、客が1 枚のカードを抜き出し、それからマジシャンが1 枚のカードを抜き出します。それらを表向きにすると、客はマジシャンのカードを、マジシャンは客のカードを当てるのに成功しています。

第39章 イクウィヴォーク

ケースバイケースに対応するマジックの章です。

説明できないカードトリック ( ダイ・バーノン)

現象を説明することもできません。

シンパセティックコンイシデンス (スタンレイ・コリンズ)

3 人が選んだカードがデックに戻されたあと、4と6と9のカードが表向きに置かれます。それらのうちの1 枚を客に指定させ、そのカードの数だけ、そのカードの前にディールします。つぎのカードを指定させ、その数だけそのカードの前にディールして、3 枚目のカードについても同様にディールします。 3つのパイルを表向きにすると、それぞれのフェースに3 人の選んだカードが現れます。

第40章 その他の頭脳テクニック

偽りを真実に思わせるテクニック、'ミスコール'と、複数枚のカードを記憶するテクニック、'メモライぜーション'の解説です。

目 次

解説作品数:116点、解説技法数:33点

"Card Magic Library第9巻"の注文受付を開始いたします

価格、申し込み方法など、従来と同じです。注文方法をご確認ください。

発送開始日:2012年1月16日

注文方法

ご注文をお待ちしております。


"Cardician's Journal Special 第2巻"のご案内

"Cardician's Journal Special 第2巻"につきまして、以前お知らせしていた提供方法を変更させていただきます。"Card Magic Library 第9巻"を、2012年2月16日までにご購入いただいた方へのサービスとして提供いたします。

第9巻を受け取り後、つぎのアドレスにアクセスして開いてください。"***"の部分は、"Card Magic Library"第9巻、75ページ冒頭の漢字2文字をアルファベット小文字3文字にしたものです。

http://www.magicplaza.gn.to/CJS/***/CJS02.pdf

ファイルが大きいため、開くまでにかなり時間がかかります。開いたあと、「名前をつけて保存」を行って、あなたのパソコンに取り込んでください。

掲載期間は、2012年1月16日~2012年2月16日です。

ではまた来週!