= 加藤英夫のカードマジック研究報告 =

No.284

2014年10月3日

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Card Magic Video Lesson 第33回

'新しいセカンドディールのグリップ'と題して、マジックカフェに投稿があり、以下の実演映像のリンクも示されました。皆さんはこの映像を見て、何が新しいグリップなのかわかりますか。

0228 http://www.youtube.com/watch?v=F2xpe8Fwyos

最初、私は何が新しいのかわかりませんでしたが、よく見ると中指、薬指、小指がかなり上の方に位置されています。「あれっ、このグリップどこかで見たことがあるぞ」と思い、"Card Magic Library第4巻"を見ると、ビル・サイモンのセカンドディールの解説中の図にそっくりです。(23ページ図1)。

サイモンも私も、そのように中指、薬指、小指を上に位置させることについてはとくに強調していません。しかしながら、そのことを意識して、通常のディーリングポジションでのやり方と比較してみると、3本の指を上に位置させてやった方が、はるかに左親指のプッシュオフがやりやすく、ストライクの瞬間に左親指を戻すものやりやすいのです。

親指が動かしやすいだけではありません。3本の指を上に位置させるということには、もうひとつ決定的な要因があることもわかりました。指を上に位置させることによって、指先がより上に向くことになるのです。そのことによって、左親指でずらしたカードを戻したとき、デックのトップにきちっとそろえやすくなるのです。

第4巻をお読みいただいて練習された方は、もういちど以上の点を参考にして、セカンドディールを再練習してみてください。いままであまり自信のなかった方も、きっとうまくできるはずです。