= 加藤英夫のカードマジック研究報告 =

No.305

2015年2月27日

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'スベンガリエッジデック'の図について

"カードマジック徹底研究"に解説されている'精神集中'に使われている'スベンガリエッジデック'中の図で、ひとつのマークが文章の説明と違うものがありました。104ページの図は、私用に作ったスベンガリエッジデックを撮影したものですが、私のものは図の通り、ダイヤのKとスペードのKがロングカードで、それらにマークがつけられています。

文章の説明は、ダイヤのKとハートのKをロングとして、それらにマークをつけるとなっています。ダイヤとハートにした方がおぼえやすいので、そのように作成してください。

なおマークをつけるときに、油性ペンを使った方がよいのですが、新しいものを使うとしみて裏面や表面の方にインクがまわってしまうことがありますので、かなり使用してインクの出が弱くなっているものを使うことをお奨めします。

'1935プリデイクション'について

"カードマジック徹底研究"の80ページに解説されている、'1935トリック'について、二川氏の原案が掛け算でやっているのを、私は足し算に差し替えて構成いたしましたが、二川氏が足し算でやるバージョンを発表されていたことが判明いたしました。二川氏が天海賞受賞作品集に解説された、'フォア・テル'という作品です。

二川氏は合計数を予言で現し、私はカードで現している点が異なりますが、足し算で行うという原理そのものも二川氏のものであったことを、ここに明記させていただきます。

今後の課題

"マジック三部作"の仕事が一段落したいま、当然ながらこのあとどのようなことをするか、方針を決めなくてはなりません。かなりのパケットトリックを考案済みですが、これはたんに本を書けばよいというものではないので、発行の方法について十分に検討しなければなりません。

いままで、マジックを考案する手法についてほとんど書いてこなかったので、"マジック創作講座"みたいなものを書いてみたらどうかと考えましたが、面白い読み物になるかどうか自信がありません。とりあえずは"Cardician's Journal"の誌面において、実験的に書いてみようと思います。次号から数回にわたって、最初のトライアル版を始めようと考えています。

"Video Lesson"については、ダウンロードしていただいたものが多数ありますから、ときどき取り上げたいと思います。

私の今後の創作作品の記録については、"カードマジックラストノート"という題名ですでに書き始めました。おそらくそのノートの中から優れたものをまとめて発表するのが、私の著述活動の最後のものになると思います。

"マジック三部作"の注文をお待ちしています!

"マジック三部作"をお買い上げいただいた方からは、石田天海師の話を直接聞けることに価値を感じていただいているようです。ぜひ、特別販売期間中(2015年4月20日まで)にご注文いただくよう、お願いいたします。