= 加藤英夫のカードマジック研究報告 =

No.339

2015年10月23日

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世界が期待した"TenyoISM"

私はマジックカフェで"TenyoISM"について語られている会話を、一部分を日本語に翻訳してありました。それは故山田昭社主のために、"TenyoISM"が世界のマジシャンから期待されていることを知らせるためにやったものです。今日それを見つけて、皆様にも、世界のテンヨーファンがどのように期待していたかをお伝えしようと思います。

それはカウフマン氏のお知らせ投稿から始まりました。

2013年1月16日 リチャード・カウフマン


私は(株)テンヨーについての本を出版することを、テンヨーの了解のもとに進めることを決定いたしました。日本に行ったり、たくさん書いたり写真を撮ったりと、たいへんな仕事になると思います。"その本の中に書かれていたらいいな"と思うことがあったら、ぜひご意見をうかがわせてください。

2013年1月16日 ジョン・マッザ

それは大ニュースです。おめでとう!

2013年1月16日 ステレオ(テンヨーファンサイトの運営者)

そういう本があったらいいな、と思い続けてきました。フランスの任天堂ファンが作ったような、カラーで全製品を紹介したような本にしてください。

2013年1月16日 ミスターウィザード

テンヨーの協力を得て進められるということはすごいことです。テンヨーが同意したということは、あなたの計画が素晴らしいものであるはずです。いまからでも予約したいぐらいです。

2013年1月16日 ボブ・ハマー

テンヨーが開発したが、製品化されなかったものがあるはずです。作るのが難しいとか、製品としてはシンプルすぎるとかいう理由で。雑誌"゛ジニー"や"マジックマニュスクリプト"のテンヨー特集で、そのようなものが取り上げられていました。そのようなものからも、テンヨーの開発のフレーバーをかぎ取ることができるはずです。

2013年1月16日 リチャード・カウフマン

本は8.5インチX11インチ版の予定です。ページ数もかなりになります。ほかにご希望はありませんか。

2013年1月16日 ステレオ

近藤博の天海賞の本に、'ジグザグコイン'の試作品の写真がありましたが、そのようなものを紹介してもらいたいです。もしかするとすでに近藤氏があなたにそのようなものを見せているのではありませんか。そのようなものをなるべく多く紹介することが、テンヨーの本当のすごさを伝えてくれると思います。

2013年1月16日 ボブ・ハマー

ステレオさんの言う通り、良いアイデアのものが日の目を見ずに埋もれたとしたら、もったいないことです。もしかしたらそれらは他のクリエーターによってもっとすごいものになったかもしれませんし、それらを知ることが将来のクリエーターのためになるはずです。

2013年1月16日 
タルボット

すごいニュースですね、リチャード! 上製版をいまから予約します。ステレオのブログも参考にされるとよいと思います。テンヨーはこの小さなマジックという世界の、聖なるブランドです。この本が世に出ることは素晴らしいことです。マジシャンだけでなく、一般の人にも見られるといいですね。私がとくに興味あるのは、創作のプロセスについてです。もちろんレアアイテムにも焦点があてられると興味があります。成功をお祈りします。

2013年1月16日 ボブ・ハマー

テンヨー製品の説明書に書かれていること以外の、バリエーションを集めると面白いと思います。アンジェロ・カルボーンは彼のサイトでそのようなことをやっていたと思いますが、テンヨー自身はやっていないのでしょうか。雑誌"ジニー"の読者に呼びかけて、彼らが考えたやり方を含めるのも面白いと思います。

2013年1月16日 ウィザード・オブ・オズ

つぎのようなことを望みます。

1.テンヨーの歴史。プラスチックではなく、木製のサンドフレームも作っていましたが、そのような古いものも取り上げることによって、テンヨーの会社の発展がわかると思います。
2.考案者が作って試作品の写真。
3.売り出されなかったトリックのリスト。
4.発売された全製品のリスト。できればディズニー商品についても知りたい。
5.パッケージの変遷も知りたい。テンヨーはマジックをどのように売るかを知っているリーダーなのですから。
6.簡単でもいいですから、製造工程や型などについても見られたらよいですね。

カウフマン氏が発表したその日に、これだけの投稿があったのですから、その反響のすごさがわかると思います。そして彼らが希望したことのほとんどが、"TenyoISM"の中に実現されていることもすごいことです。カウフマン氏は彼らの希望をすべてと言ってよいほど実現したのです。

この投稿を読んでいただいたことによって、"TenyoISM"がどのような本であるかおわかりいただけたのではないかと思います。