= 加藤英夫のカードマジック研究報告 =

No.364

2016年4月15日

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"天海ダイアリー・米国滞在編"が完成!

4月17日の第2回天海フォーラムがせまってきました。色々と準備に追われています。今回私が講演させていただくのは、"天海ダイアリー"という、石田天海のアメリカ滞在中の活動記録についてです。私はありとあらゆる情報源から天海に関する情報を収集し、それを日付順でまとめて、"天海ダイアリー"を編纂いたしましたが、今回の講演ではその中から重要なトピックスを取り上げ、本には書かなかった私の感想や情報を加えて講演します。

私は天海フォーラムを実行しているメンバーおよび協力者の方々と、今回のフォーラムの準備作業をともに進めてきて、日本のマジックを発展させていこうというウェーブを感じ、その波の中で私もできるかぎりのことをしていきたいと強く思っています。

石田天海の演技を見たことのあるマジシャンは、いまではかなり少なくなっていると思います。ですからいくら偉大なマジシャンであったと言われても、実感が湧かない方が多いかもしれません。しかしながら"天海ダイアリー"を読んでいただければ、日本マジック界が世界に誇れる偉大なマジシャンであると感じていただけると思います。

なぜなら"天海ダイアリー"は、アメリカの多くのマジシャンたちが、天海が素晴らしいマジシャンであると証言している、その証言集のようなものだからです。

あの"天海ノート"がどのようにして書かれたか、その様子がわかる記事もいくつか含まれています。天海は、毎月いくつものマジッククラブの例会に出席し、新しく考えたマジックを見せることを心がけていました。そして他のメンバーから見せられたマジックも記録しました。そのような何十年もの積み重ねが"天海ノート"になったのです。

現時点で"天海ダイアリー"は、天海が1958年に日本に帰国するまでを"米国滞在編"として、104ページまで書きましたが、このあと帰国後の情報を書き加えて、おそらく160ページを超えるものとなりそうです。