= 加藤英夫のカードマジック研究報告 =

No.376

2016年7月8日

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'ヴォワラフォーキングス'最終版
= 加藤英夫、2016年6月30日 =

いよいよ今回研究中のトリックの最終バージョンの説明です。今回このトリックの改案プロセスを分割して書いたのは、カードマジックがいっぺんにまとまるものではなく、段階を踏んで改良されていくものであるということをお伝えするという意図があったからです。変更点だけを説明します。

原案の解説で、「私が後ろを向いている間に、あなたにやってもらうことを説明します。「カードを左手に持ってください。心の中で15から25の間の好きな数を決めて、その数だけカードをこのようにテーブルに置いてください。そうしたら、、、」という部分がありましたが、相手に心の中で決める数を、10から20の間の数に変更してください。

そして、表向きのKを取って前の方に置き、「13という数を使ってあなたがおぼえたカードを見つけます」と言います。テーブル正面に13枚のカードをディールします。という部分では、表向きのKを取って前の方に置くのではなく、そのKを見せてセリフを言ったあと、右の方に置いたパケットの上にさり気なく裏向きに置いてください。そして手元のカードから13枚ディールして、相手のおぼえたカードを現し、そのカードは裏返してディールしたパイルの上に置きます。

「こちらも13枚数えて置きます」と言って、右に置いたパケットを取り上げ、13枚ディールします。そして残りのカードをいちばん右に置きます。そうするとテーブルには4つのパケットが並びます。

「13という数は本当に不思議な数なんです。それがはっきりわかる結末をご覧ください」と言って、魔法をかけてから、4つのパケットを表向きに返します。4枚のKが現れます。