カードマジック研究室

No. 017

2016年11月11日




カードコラプス
= 加藤英夫、2016年10月26日 =

No.14からNo.16まで、ダブルテープを貼ったカードを使うトリックを書いてきたわけですが、練習中に新たな副次的機能を見つけました。そのことについてつぎの動画をご覧ください

https://youtu.be/RYU7h-DxSYc

方 法

やり方は動画の演技を見ておわかりいただけると思いますが、ディール&ドロップなどの手法で選ばれたカードの上に、テープつきカードが隣接させてくっつけます。テープつきカードはサイドショートである必要はありませんが、そのカードがデックの側面を見てどこにあるかわかる、エッジマークなどをつけておいてください。

テープカードつき選ばれたカードをボトムから10枚目程度に位置させて、ファローシャフルしますが、右手に分けたカードが左手のカードよりかなり多くします。そして左手のカードが右手のトップとボトムの内側に入るようにウィーヴします。

ウィーヴした上と下のカードをゆるくするために、つぎのようにやってください。上のカードと下のカードの交差部分を左手で軽く持ち、右手で下のカードの下エンドをつまみます。するとテコの原理で上のカードの上エンドが開きます。中央部分も開きますから、そこを左手で押さえ直して、それからこんどは上のカードの開いた部分をつまんでやります。するとこんどは下のカードの下エンドが開きます。全体が均等に開いた状態にします。

カードをテーブルに置くときは、少し手前に傾けて保持してください。さもないと、カードをゆるめたときに、観客側に倒れることがあります。

右手で魔法をかけて、左手をゆるめますが、いっぺんに選ばれたカードを突き出させようとしないでください。むしろゆっくり前後のカードが崩れ落ちていく方が、現象として面白いからです。

あとは選ばれたカード(テープカードがくっついている)を抜き出し、選ばれたカードを名乗らせてから、そのカードの表を観客に向けて見せます。