カードマジック研究室

No. 020

2016年12月2日




'メモリージニアス'の決定的改良

"Card Magic Library"第2巻、190ページに、'メモリージニアス'が解説されています。今回、そのトリックのたいへん重要な部分の改良案を思いつきました。どのようなことか、以下をアクセスして動画をご覧ください。

https://youtu.be/OX6OxA0ucNQ

メモリージニアス・改良版
= 加藤英夫、2016年11月24日 =

"Card Magic Library"第2巻の原案を知っていることを前提に説明いたします。

原案では、相手が10枚目から40枚目の枚数目を指定したら、視線をスプレッドに向けてグリンプスして、すぐにカードをそろえていますが、この改良版では、先に目的のカードの下にブレークを作ってスプレッドを閉じます。

それから適切なタイミングで、ブレークの下のカードのインデックスをグリンプスするのです。そのグリンプスはつぎのようにやります。

左親指の先でデックの左上サイドを少し右にずらします。するとブレークより上のカードがずれて、下のカードのインデックス部分がちょうど親指の先の下に位置します。

右手をデックの上に位置させて精神集中する演技をするとき、視線をデックの方に向けて、そのとき左親指をわずかに左にずらして、インデックスをグリンプスします。右手がデックの上にきたときには、すでにカードをそろえてしまいます。

ずらすのは7mm程度です。インデックスは一部が見えるだけで認知できるからです。