カードマジック研究室

No. 023

2016年12月23日



バーグパーム

以下の動画をご覧ください。

https://youtu.be/LufJH21Sgn8


ラリー・ジェニングスが指摘した重要ポイントについて、この動画では、右手をデックにかけてバーグパームするとき、デックを手前にビベルさせると説明していますが、正確に言うと、手前を下げると同時に、右サイドも下げるのです。すなわち、時計の4時半ぐらいの方向に傾けるということです。

動画の説明では、右手をデックにかけるときにパームするということで説明していますが、右手をデックにかける正当な理由がなければなりません。そのことについては、このパームを使おうとするトリックのコンテクストに関わってきますから、今回はそのことについては含めませんでした。

その理由づけで定番とも言えるのが、カードをそろえるという動作がありますし、デックを右手に渡すということもあります。

そのように、カードをそろえるという行為やデックを右手に渡すという行為に対しても、なぜそれをやるかという理由が必要であるということは言うまでもありません。理由づけ行為に理由づけが必要だということです。

技法というものは、技法そのものだけで独立して成立するものではなく、その技法の前後の動きとつながって成立するものであるということも言えるのです。