カードマジック研究室

No. 036

2017年3月17日



フォールス・シャフルを加える

じつを言うと、いまある仕事がたいへん忙しくて、"カードマジック研究室"はお休みにしたいぐらいです。そこで今回は、開始して以来、もっとも簡潔な号とさせていただきます。

第28号において、'サムウェァビロング'をご覧いただきましたが、あの私のバージョンでさえもストレートな現象であることが気になっていて、異なる見せ方はないかと考えました。今日、ひとつのバリエーションを思いつきました。つぎのような現象です。

デックを広げると、デックはマーク別にAからKまで整列しています。「このようにカードが整列しているので、52枚すべてのカードがあるのがわかります」と説明します。

ここでマジシャンは何回かリフルシャフルします。そしてデックを表向きにリボンスプレッドして、よく混ざったことを見せます。ここからは原案と同じプロセスをやります。デックを裏向きにリボンスプレッドして、相手に表向きのジョーカーを入れさせ、隣のカードを抜き出します。

そしてデックをケースに入れて魔法をかけ、取り出して広げると整列していて、相手が選んだカードがジョーカーのある位置にあるべきカードであることを見せます。


要するに、カードが混ざった状態から始めるのではなく、そろった状態から始めるということです。

やり方はおわかりですね。整列したのを見せてからフォールス・シャフルし、混ざったことを見せるというプロセスを冒頭に加えるだけです。