カードマジック研究室

No. 055

2017年7月28日



'時間のかかるトライアンフ'

今回は、"トリック・デック・ミラクルズ"に解説されている、'時間のかかるトライアンフ''を動画で紹介しています。

https://youtu.be/8YpNK4tDs-Y

'時間のかかるトライアンフ'には、いくつかのバージョンがありますが、付録DVDに演技動画が収録されているのは、'時間のかかるトライアンフ・プラスα編'です。それがベストバージョンですが、DVDに収録した作品の演技動画は、"カードマジック研究室"ではお見せしないことになっていますので、今回はこのトリックの原案を見ていただくことにいたしました。

'時間のかかるトライアンフ・プラスα編'の現象はつぎの通りです。

家で用意してきたデックで、選ばれたカードがリバースしているのを見せるのは、上記のアドレスで見られる演技動画とまったく同じです。

そのあと左内ポケットに入れたおいたデックを取り出し、「こちらの方も時間がたったので、カードがそろっているかもしれません」と言って、それをリボンスプレッドすると、まだ裏表が混ざっています。「失礼、あと30秒ほどかかります」と言って、しばらく話をしたり、他のマジックを見せたりします。

しばらくたってからデックを広げ直すと、カードの向きは表向きにそろっていて、1枚だけ裏向きのカードがあります。そのカードの表を見せると、それは選ばれたカードです。

"時間がかかるので家で用意しておいたカードを使う"、という演出そのものがこのトリックを面白いものにしていて、そしてパワフルなクライマックスがあります。皆さんのカードマジックをショーアップするのに活用していただけると思います。